第3章(6)メンタルクリニック及び抗うつ薬の変更

抗うつ薬をパキシルからサインバルタに変更

2013年の5月にメンタルクリニックを変更して、抗うつ薬をパキシルからサインバルタに変更しました。そこから、認知行動療法やジョギングを行い、かなり順調に回復しました。

2013年12月には、かなり体調や気分的にも良くなり、20mg飲んでいたサインバルタを12月末から10mgに減薬しました。パキシルは、SSRI「選択的セロトニン再取り込み阻害薬」であり、サインバルタはSNRI「セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬」です。サインバルタはやる気が出るノルアドレナリンにも作用することから、効果が出やすいと言われています。また、切り替える際にも離脱作用がパキシル程ひどくないと説明されました。

パキシルを飲んでいた時に薬が切れてしまって、かなり離脱作用で苦しみました。あまりにも辛すぎて、死にたいとさえ思いました。パキシルの離脱作用は半端無いので、現在服用している人は切り替えた方が良いと思います。

サインバルタの場合、自分の経験ですが、減薬をして2日間は全く離脱作用はありませんでした。しかし、3日目になり動悸・息切れ・頭痛等の始まりました。一度、パキシルで経験していた事もあり、ある程度予想出来ていたので、離脱作用だと分かりました。違いは、パキシルと比較すると離脱作用が軽いという事です。パキシルの時は、本当に耐えることが出来ませんでした。しかし、今回のサインバルタは調子が悪いものの、我慢すれば生活する事が出来ました。

そして、10日が過ぎたある瞬間から、全く動機・息切れ・頭痛等の体の変調は無くなり、むしろメチャクチャ調子が良くなりました。こんなに調子が良いのは久しぶりです。かなり自信が付きました。

これで来月には0mgにする予定です。先生の話では、うつは治っているので、あとは離脱作用が無いように減薬する事だと言われました。先生によっては少しずつという人もいますが、骨折していて骨がくっついたらギブスを外すように、時間を掛けずに止めた方が良いと言われました。私は、そういう前向きな考え方が好きで、今まではマイナス思考でしたが、出来るような気になりました。

ここから減薬へと進んでいきました。

第3章(1)薬の離脱症状とは?-抗うつ薬の断薬

第3章(2)離脱症状との戦い

第3章(3)抗うつ薬など薬の離脱症状の対策

第3章(4)自分に合う漢方の見つけ方

第3章(5)うつ病になってから読んだ本 – ツレがうつになりまして

第3章(6)メンタルクリニック及び抗うつ薬の変更


第3章(7)ジョギング・ランニングはうつに効果絶大!

第3章(8)自分の断薬体験をまとめてみました – 抗うつ薬の断薬編

第3章(9)うつ病から全般性不安障害?自律神経失調症?
 


 

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