うつ病と生きていく – ブログ

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第3章(9)うつ病から全般性不安障害?自律神経失調症?

(9)うつ病から全般性不安障害?自律神経失調症?

不安が戻ってきた

2014年2月23日に断薬してから3か月、厳密に言うと3か月と2週間くらい過ぎた時のことである。ここまで順調であったが、何故か、不安になることが多くなっていた。それも身体的にも、動悸、息切れ、胸の痛み、肩こり、頭痛が伴うので、更に不安が増した。

仕事、家族、自分の健康等々悩みは尽きないが、断薬してしばらくは、断薬出来たことが嬉しくて、あまり不安になることが無かった。どちらかと言うと、薬に頼らなくて済み、少しでも元の状態に戻れたことが嬉しかった。また、将来に対する希望が出てきたので、いろいろな事をポジティブに考えることが出来ていた。

しかし、3か月経過した頃(大体2週間くらい前)から、段々のその状態に慣れてしまったためか、いろいろの事が不安になってしまった。これは病気なのだろうか?といろいろと調べていると、全般性不安障害という病気にたどり着いた。症状を見ると当てはまる。人生いろいろあると思っているが、うつ病は克服したと思ったのに、今度は全般性不安障害かと思い、結構辛くなった。

自律神経失調症

2014年の6月初旬からコントロールの出来ない不安に襲われるようになり、久しぶりにメンタルクリニックに行った。自分でいろいろとサイトを調べた結果、不安障害・全般性不安障害ではないかとか、ミッドライフ・クライシスではないかとか、なんて診断されるかドキドキしていた。

結果、「自律神経失調症」と言われた。結局はストレスから来るもので、うつ病と似ているということである。どちらもセロトニンが不足することから起きる体の異常なので、一番良いのはストレスから逃げることだと言われた。

”私も逃げることが出来れば、逃げたいが、家族もいるので逃げることが出来ない。”と伝えた。先生もそれは分かっていると優しく言ってくれた。昔であれば、逃げることが出来たかもしれないが、現代人は逃げることが出来ない。

抗不安剤とドーパミンを増やす薬を処方された。

また、薬漬けかと思うと不安になるが、まずはこの不安を取り除いて、冷静に判断出来るようになりたい。

抗不安薬−ワイパックス&ドグマチール

自律神経失調症と診断されて、今回服用されたのは「ドグマチール」と「ワイパックス」であった。

うつ病の時には、抗うつ薬として「パキシル」、「リフレックス」、そして最後に「サインバルタ」にお世話になったが、断薬するときの苦しみを考えると、副作用や耐性、依存が少ないものを希望した結果だと思っている。

先生に説明されたのは、「ワイパックス」は心を落ち着けるGABAの働きを助けるということであった。チョコレートでGABAあるので、あれだと分かった。チョコレートになるくらいだから大丈夫なのだろうと自分に言い聞かせた。「ドグマチール」は、ノルアドレナリンに作用して、意欲が出てくると言われた。

家に帰って調べると、両方うつ病でも使われているということが分かったが、離脱症状がないとか、依存が少ないというコメントが多かったので、安心して服用した。

飲み始めて、5日程度でかなり不安も消えて、体調は戻ってきた。不思議と体調が悪い時でも寝ることが出来ていたのは、良かった。

抗不安薬−ロラゼパム&スルピリド

うつ病で3回休職して、金銭的に厳しい毎日を過ごしていることもあり、出来るだけお金を使わずに生活する方法が常に考えている。

最初に処方された、「ワイパックス」と「ドグマチール」の代わりに、「ロラゼパム」と「スルピリド」というジェネリック薬に変更した。テレビでコマーシャルをやっている沢井製薬の薬なので、なんとなく安心して服用している。

値段も安いので、ジェネリックがある場合は、薬局でお願いしたほうが良い。

抗不安薬にも離脱症状がある

抗不安薬で自律神経失調症はだいぶ良くなった。服用時には、離脱症状が無いと言われていたが、抗不安薬も止めると離脱症状があることが分かった。

何故そう思ったかと言うと、「ワイパックス」と「ドグマチール」を服用してかなり不安が取れて調子が良くなってきたこともあり、たまに飲むのを忘れてしまうことがあった。するとどうなるかと言うと、不安が戻ってくるのと、のどの渇き、頭痛、ちょっとした眩暈が起こった。調べてみると、依存症になる可能性があるとのことである。

抗うつ薬や抗不安薬は脳に直接働きかける分、離脱症状は避けられないのだろう。出来れば、服用したくないと思っていたが、不安に負けそうになるので、続けた。

第3章(1)薬の離脱症状とは?-抗うつ薬の断薬

第3章(2)離脱症状との戦い

第3章(3)抗うつ薬など薬の離脱症状の対策

第3章(4)自分に合う漢方の見つけ方

第3章(5)うつ病になってから読んだ本 – ツレがうつになりまして

第3章(6)メンタルクリニック及び抗うつ薬の変更


第3章(7)ジョギング・ランニングはうつに効果絶大!

第3章(8)自分の断薬体験をまとめてみました – 抗うつ薬の断薬編

第3章(9)うつ病から全般性不安障害?自律神経失調症?
 


第3章(8)自分の断薬体験をまとめてみました – 抗うつ薬の断薬編

(8)自分の断薬体験をまとめてみました – 抗うつ薬の断薬編

断薬の前に徐々に減薬

自分が断薬を決意したのは、2014年の1月である。メンタルクリニックを変更し、抗うつ薬をパキシルからサインバルタへ変更し、服用する量も順調に減らすことが出来たこともあり、先生からそろそろ断薬にチャレンジしても良いのではないかと言われた。自分自身も薬の量を減らしてもある程度対応出来たこともあり、やる気になっていた。

2013年の12月時点で、サインバルタの量を20mgから10mg(1錠)に減らした。パキシルの時にも減薬チャレンジしたがあまりにも苦しくてすぐに元に戻した。離脱作用がかなり苦しかったので、同じようなことが起こるのではないかと覚悟していた。しかし、サインバルタの場合3日経過した時点で動悸、息切れ、頭痛等があったものの、パキシルとは比べものにならないくらい軽いものであった。苦しむのを覚悟していたのと、離脱作用が比較的軽かったこともあり、かなり嬉しかったのを覚えている。そして、10日後には動悸、息切れ、頭痛等はもうなくなっていた。

その時の先生の話では、うつは治っているので、あとは離脱作用が無いように減薬する事だった。先生によっては少しずつという人もいるが、骨折していて骨がくっついたらギブスを外すように、時間を掛けずに止めた方が良いと言われた。私は、そういう前向きな考え方が好きで、今まではマイナス思考だったが、出来るような気になっていた。

いざ断薬!

最後の抗うつ薬を服用し、断薬したのが2014年2月23日であった。そこから1週間程度あまり苦しい離脱症状は無かった。動悸、息切れ、頭痛、目眩等は覚悟していたが、動悸と腹痛が起きたくらいでその他に気になる症状はそこまで無かった。腹痛が断薬にやるものなのか分からなかったが、このまま行けば断薬出来るのではないかと安心していた。

しかし、2週間経過した段階で眩暈、寒気、息切れ、動悸がするようになった。これは離脱症状なのだろうか?と自問した。この季節は、花粉やインフルエンザ等、離脱症状以外でこのような症状が現れる可能性もあるので、様子を見ようとその時は思った。また、やはり簡単には断薬出来ないと自分に言い聞かせた。ある程度覚悟していたのと、自分は治っているので離脱症状を克服するだけだと気持ちを強く持っていたので、多少のことでは気持ちが折れることは無かった。

そしてサインバルタを断薬してから3週間が経過した。2週間目に現れた離脱症状は、3週間目になっても軽くならなかった。未だに眩暈、動悸、息切れが続いていた。特に会社に行って、午後から調子が悪くなることが多かった。また、関節も痛くなって、熱があるような感じがすることもあり、体温計で測っても熱は無いということが続いた。そんなにすぐに全快になるとは思っていないが、早く体調が良くなる事を祈った。心を強くもって。

断薬をして、4週間。動悸、息切れ、頭痛、倦怠感、頭がぼーっとする等、様々な離脱症状があった。この時点でも時々、動悸がしていたが、特に薬を飲まないと苦しく我慢出来ないようなことは無かったので、ここまでやってこられた。サインバルタが自分にあっていたのであろう。本当にメンタルクリニックを変更し、抗うつ薬を変更して良かったと思った。

この時期仕事では結構プレッシャーや上手く行かないことがあったが、認知療法のおかげで自分感情を何とか抑えていた。これまでであれば、心が折れていたところを思考方法で回避していた。認知行動療法は皆に知って欲しい。特にうつ病で長い事を苦しんでいる人には必要だと思う。

いろいろと考えすぎて、気持ちが沈んでしまうのは、人間として仕方ないが、切り替える事が出来ないとどんどんマイナスオーラが体を浸食して、うつ状態になってしまう。気分転換をするのが、うつ病の人には実は一番難しい。気分転換=思考方法で何とか切り替える手段を身に着けて欲しい。

いよいよ復活か?

そして、6週間が経過した。

断薬前は離脱作用をかなり覚悟していたので、サインバルタの離脱症状の少なさに感謝している。6週間経過した時点、動悸、息切れ、立ち眩み、頭痛等の症状はほとんど無くなった。気になる症状はほぼ無い。肩こりや首の裏が凝っているが、これは単にパソコンと毎日向き合っていて、姿勢が悪いからだろう。

断薬してから気を付けていた、規則正しい生活は今でも続けている。毎日22時には寝るようにしていて、起きるのは6時前後である。週末はジョギングしており、時間があれば温かくなったので平日の夜も走るようにした。朝の太陽と運動でセロトニンを増やす事を意識した。

この前の記事でも書いたが、嬉しい事に断薬してから体重が減った。うつ病で調子が悪かった時は最高で76キロになったが、この時67キロになっていた。1年で9キロ近く減量したことになる。これは、ジョギングや規則正しい生活のおかげであろう。

順調と思うと順調になるという思考の部分もコントロール出来ている。いよいよ復活と言っても良いのだろう。

そして、サインバルタ(抗うつ薬)を断薬してから、2か月が経過した。最初は断薬してやっていけるか不安であったが、結果的に断薬して良かった。4週間経過した時点では、眩暈・動悸・息切れ等の離脱症状があり、本当に克服出来るのか不安であったが、2ヶ月経過した段階では全く離脱症状が現れなかった。逆に元気になっていた。規則正しい生活、禁煙、ジョギングを続けたこともあり、かなり調子が良かった。

仕事も順調であり、新たなスタートがやっと切れるような気がした。

第3章(1)薬の離脱症状とは?-抗うつ薬の断薬

第3章(2)離脱症状との戦い

第3章(3)抗うつ薬など薬の離脱症状の対策

第3章(4)自分に合う漢方の見つけ方

第3章(5)うつ病になってから読んだ本 – ツレがうつになりまして

第3章(6)メンタルクリニック及び抗うつ薬の変更


第3章(7)ジョギング・ランニングはうつに効果絶大!

第3章(8)自分の断薬体験をまとめてみました – 抗うつ薬の断薬編

第3章(9)うつ病から全般性不安障害?自律神経失調症?
 


第3章(7)ジョギング・ランニングはうつに効果絶大!

(7)ジョギング・ランニングはうつに効果絶大!

第2章の「ジョギングでうつ病を克服したーリズム運動」でも書いたように、リズム運動は幸せホルモンであるセロトニンを増やす効果があるため、もうかれこれ8年以上は続けている。断薬している時も、離脱症状が苦しい時は軽くジョギングすることで気分転換していた。どんなに気分が悪くても、走った後はスッキリするものである。それがセロトニンの効果なのだと思う。

更に良いこととしては、ジョギングを続けたことにより、マックス76キロまでいった体重が、徐々に落ちて64キロまで減らすことが出来た。うつ病になり、動かなかったことや抗うつ薬で食欲が増し、かなりの量を食べていたため、76キロまで太ってしまったが、ジョギングのおかげで64キロまで戻した。2018年5月現在64キロをキープしている。

それ以外にも様々な効果があったので、以下にまとめてみた。

まずはダイエット効果!

冒頭でも書いたが、多分これが自分にとって一番嬉しかったことである。76キロの時はお腹が出過ぎて自分の足下が見えないとか、靴ひもを結ぶのに苦労するとか、子どもと遊んでいてもすぐに疲れるとか、子どもたちから「デブ」と言われるとか、食費がかさむ等々、良いことは何もなかった。当然健康診断の結果も悪いので、お医者さんからも注意されていた。

自分が走り始めたのは、もともとセロトニンを増やす効果があるためであったが、徐々に退場が減って行くのが継続するためのモチベーションになったと言える。

無理に走って苦しくなるのは良くないので、まずは自分のペースで走るのが良いし、実はゆっくり走った方がダイエット効果はあるとのことなので、トライして欲しい。

不安とか離脱症状の緩和

うつ病の時には不安になったり、断薬の時には離脱症状が苦しかったりといろいろとストレスに感じることが多いと思うが、そんな時には走ると精神的に安定する。

これはいろいろなブログ記事で触れているが、セロトニンの効果である。セロトニンは精神を安定させてくれる神経伝達物質で、ジョギングのようなリズム運動により分泌を高めることが出来るのです。つまり習慣化すると、セロトニンが常に分泌されている状態になるので、精神的に常に安定した状態を保つことが出来るようになる。

あと自分が心掛けていたのは、走っている時に周りの風景を見たり、季節を感じたりすることだった。それによって、走ることが楽しいこととなっていた。

オススメは朝走ることである。太陽もセロトニンを増やす効果があるので、朝陽を浴びながら走るのはかなり気持ちが良い!

睡眠に良い

ジョギングをすると当然疲れます。また、セロトニンによって夜眠れるようになるのである。

日中に分泌されたセロトニンは、夜になるとメラトニンという睡眠ホルモンに変化する。よって、ジョギングすることでしっかりと分泌されたセロトニンが、夜にメラトニンに変化してぐっすり眠れるようになるというわけだ。

寝られないで困っていた自分も、ジョギングを始めてからは結構夜寝られるようになった。夜寝られると朝も起きやすくなり、気分が良いのでまた走りに行くという好循環が出来る。この好循環によって自分はうつから抜け出すことが出来たと思っている。

体力アップで疲れにくい体に

これは子どもと遊んでいるときに感じたことですが、ジョギングを始める前はちょっと動いただけで疲れていたのが、鬼ごっこやサッカー等を子どもたちとやっていてもそこまで疲れなくなり、逆に楽しむことが出来るようになった。

走ると疲れが取れなく大変と思う人もいるかもしれないが、逆だと思う。仕事も日中眠くなることが多かったのが、あまり眠くならなくなった。ジョギングすることで、ストレス発散しリフレッシュするので、心も体も常にフレッシュな状態を保つことが出来るようになる。

免疫力アップで風邪をひかない体に

大人になっても風邪とか引きやすかったのが、あまり風邪をひかなくなった。これはジョギングによるところが大きいと思う。良く体を冷やさない方が良いと言われるが、体を温めた方が病気になりにくいからである。走って血流を良くすることで、体が温まり、病原菌をやっつけてくれる。

頭の中や考え事の整理が出来る

脳科学者の茂木先生も言っているが、走ると頭の中が整理しやすくなる。走っていると最初は呼吸が苦しかったりするので、考えるのが難しいが、ちょっと慣れてくるといろいろなことを考えるようになる。自分との対話がスタートするのである。この時間は結構集中することが出来るので、これまで答えが見つからなかったことや、新しいアイデア等が浮かびやすくなる。

また、セロトニンのおかげか、ポジティブになることが多いので、普段悩んでいることも大したことが無いと思えたり、解決策を思いついたりする。

ここまで読んで頂いてどう思ったか分からないが、ジョギングってまとめるとかなり効果があることが分かると思う。絶対オススメである。

第3章(1)薬の離脱症状とは?-抗うつ薬の断薬

第3章(2)離脱症状との戦い

第3章(3)抗うつ薬など薬の離脱症状の対策

第3章(4)自分に合う漢方の見つけ方

第3章(5)うつ病になってから読んだ本 – ツレがうつになりまして

第3章(6)メンタルクリニック及び抗うつ薬の変更


第3章(7)ジョギング・ランニングはうつに効果絶大!

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第3章(9)うつ病から全般性不安障害?自律神経失調症?

第3章(6)メンタルクリニック及び抗うつ薬の変更

抗うつ薬をパキシルからサインバルタに変更

2013年の5月にメンタルクリニックを変更して、抗うつ薬をパキシルからサインバルタに変更しました。そこから、認知行動療法やジョギングを行い、かなり順調に回復しました。

2013年12月には、かなり体調や気分的にも良くなり、20mg飲んでいたサインバルタを12月末から10mgに減薬しました。パキシルは、SSRI「選択的セロトニン再取り込み阻害薬」であり、サインバルタはSNRI「セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬」です。サインバルタはやる気が出るノルアドレナリンにも作用することから、効果が出やすいと言われています。また、切り替える際にも離脱作用がパキシル程ひどくないと説明されました。

パキシルを飲んでいた時に薬が切れてしまって、かなり離脱作用で苦しみました。あまりにも辛すぎて、死にたいとさえ思いました。パキシルの離脱作用は半端無いので、現在服用している人は切り替えた方が良いと思います。

サインバルタの場合、自分の経験ですが、減薬をして2日間は全く離脱作用はありませんでした。しかし、3日目になり動悸・息切れ・頭痛等の始まりました。一度、パキシルで経験していた事もあり、ある程度予想出来ていたので、離脱作用だと分かりました。違いは、パキシルと比較すると離脱作用が軽いという事です。パキシルの時は、本当に耐えることが出来ませんでした。しかし、今回のサインバルタは調子が悪いものの、我慢すれば生活する事が出来ました。

そして、10日が過ぎたある瞬間から、全く動機・息切れ・頭痛等の体の変調は無くなり、むしろメチャクチャ調子が良くなりました。こんなに調子が良いのは久しぶりです。かなり自信が付きました。

これで来月には0mgにする予定です。先生の話では、うつは治っているので、あとは離脱作用が無いように減薬する事だと言われました。先生によっては少しずつという人もいますが、骨折していて骨がくっついたらギブスを外すように、時間を掛けずに止めた方が良いと言われました。私は、そういう前向きな考え方が好きで、今まではマイナス思考でしたが、出来るような気になりました。

ここから減薬へと進んでいきました。

第3章(1)薬の離脱症状とは?-抗うつ薬の断薬

第3章(2)離脱症状との戦い

第3章(3)抗うつ薬など薬の離脱症状の対策

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第3章(7)ジョギング・ランニングはうつに効果絶大!

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第3章(5)うつ病になってから読んだ本 – ツレがうつになりまして

(5)うつ病になってから読んだ本 – ツレがうつになりまして

最初にうつ病で休職をした時に妻が買ってきてくれた本が、「ツレがうつになりまして。」という漫画でした。うつ病というのはそれまで経験が無かったので(普通そうだと思いますが)、どのような状態になるのかを理解する上でも参考になった漫画でした。妻も少しでもうつ病を理解するために自分でも読もうと思って買ったと言っていました。うつ病の人にしか分からない事が漫画で分かりやすく書いてあるので、言葉で説明するより家族に伝えやすいとも思いました。

自分が経験した事が書いてあったりすると共感しますし、自分以外にも同じような事で苦しんでいる人がいるのかと思うと少し気が楽になったのも事実です。抗うつ薬のおかげで調子が良くなったり、悪くなったりするのはまさしくその通りだと思いました。また、会社を休むことに罪悪感があるのも、まさしく自分と同じでした。更に雨の人や曇りに気分的に落ち込むのも同じだと思いました。抗うつ薬を止めた今でも、冬になって朝暗かったり、雨が降ったり、曇ったりしていると暗い気持ちになります。うつ病の原因としてセロトニンが関係していると言われていますが、太陽光によってセロトニンは生成されます。天気が悪いと気分的に落ち込むのは、セロトニンがうつに関係していると実感出来る出来事です。

漫画なので、数時間で読み終わってしまいます。自分はうつになって7年近く経ちますが、何回も読み返しています。そして、少しずつ良くなっている自分に気付きます。そういえば、数年前はこうだったなという事が出てくると今では懐かしく思ったりしています。絵もそうですが、全体的にソフトでゆったりした感じの漫画なので、気持ちも楽になります。うつ病は自分の思考方法・考え方を変えるのがとても大事なので、このようなリラックス出来て、気持ちが温かくなる漫画はとても良いと思います。個人的にはおすすめの本です。

アマゾンとかでのレビューも良いですし、中古品も売っています。

また、映画にもなっているので、時間のある時はレンタルビデオ店に行って借りてくるのも良いでしょう。自分で行けない場合は、家族の人にお願いするのが良いと思います。

 

 

第3章(1)薬の離脱症状とは?-抗うつ薬の断薬

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