第1章うつ病との戦い-(19)向き合う・受け入れる

(19)うつ病は、向き合う・受け入れるのが大事!

うつ病と戦ったり、逃げたりしても治らないことは前の章を読んで頂いて分かる人は、分かると思う。実際に自分で体験しないと分からない場合もあると思うが、是非参考にして欲しい。何故自分がうつ病になったかの根本的な原因をなるべく早く解明した方が良いと私は思う。何故なら、それを解明して治したり、対応したりしないと、うつ病は再発する可能性の高い病気だからである。

私は、3回目の休職の際に、サイトや本を一生懸命に読んで、うつ病のことを本当の意味で理解した結果、初めて回復するということを実感できるようになった。うつ病と向き合い、理解しようと必死だった。いろいろとサイトを見ていると、同じような体験をしている人たちが多いことに気づいた。そして、いろいろとアドバイスや対応方法を見つけることが出来た。その結果、メンタル・クリニックを変えたり、抗うつ薬を変更したり、カウンセリングを受けたりして、やっと先が見えるようになってきた。

先が見えるようになったというのは、自分をコントロール出来るようになったという意味である。今までは、欲や偏った思考に自分をコントロールされていたのが、今はそれをコントロールしている。一番参考になったのは、「認知行動療法」である。うつ病になる人は認知の歪みがあると言われている。その認知の歪みを修正するだけで、全く気分が違うのである。自分が小さく思えたし、偏った人間であることが非常に良く分かった。「認知行動療法」を理解すると、自分の考え方ひとつで、同じことが違って見える(マイナスがプラスに等)。また、考える必要の無いことに時間を掛けていることも分かる(他人の思考を変えることは出来ない)。

更に、規則正しい生活の重要性とか、健康でいることの重要性が分かった。健全な精神は、健全な肉体に宿るという言葉があるように、体が健康で無いとプラス思考になりにくい。疲れていたりすると前向きな気持ちになるのは難しいのは分かると思う。自分はそのために、タバコも止めたし、ダイエットも始めた。これが結構良い結果に繋がっている。



あとは、自分が年を取ったことを受け入れることで、かなり精神的に楽になった。体力で若い人と戦うのは、無理であるが、経験や考え方では若い人たちに負ける気がしない。それだけいろいろと経験してきたので、度胸がついているし、知恵がある。自分を向き合い、自分を知ることで、自分に再び自信が持てるようになった。自分の長所を生かせば良いのである。何でも完璧な人間なんていない。短所を補ってくれる仲間がいれば良い。そういった意味では、支えてくれる友人はたくさんいる。

自分の内面と会話をすることもとても大事だと思った。自分と話をすることで、本当に大事なものが何か分かった。自分にとって大事なのは、家族である。家族を幸せにするのが一番大切であると分かった。そして、その大事な家族のために、より良い明日、より過ごしやすい地球にすることが大事であるとも思っている。特に子どもたちのために。

そのように考えると、自分の欲のために地球環境を破壊するのは良く無いことだと思うようになった。日本人の残飯の量とか、必要以上に物を持っている状態が、良いことであるとは思えない。しかし、経済が発展するためには、どんどん物を作って、売らなければならない。物が余っているから、物が売れない。経済が停滞しているから物が売れない。しかし、これは物を売って、給与が上がって、欲を満たすことが幸せであるという前提のような気がする。本当にそれが日本や地球にとって良いことなのか考えている人はいるのであろうか。

欲をコントロール出来るようになった自分にはあまり、物欲が無いのでそれを「幸せ」とは言えない。子どもたちが、平和に健康に暮らせる環境が自分にとっての「幸せ」である。そんな事を言ってもあまり賛同してくれる人はいないだとうが。

ちょっと話が逸れたが、うつ病と向き合ったり、受け入れたりすることで回復は早くなると思う。自分のペースを守って、ゆっくりと焦らずに生きていくのも良いことである。その余裕が今の自分にはある。

ここから自分としては、新しい章のスタートだと思っている。

後悔しないように生きよう!

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