第2章(8)セロトニンとの出会い

(8)セロトニンとの出会い

セロトニンとの出会い

うつ病の原因を調べていると、このセロトニンという言葉に辿りついた。セロトニンを理解し、意識した生活をすることでかなりうつ病状態は緩和された。また、自分が何故うつ病になったかを知るきっかけにもなった。

「認知行動療法」と同様に自分にとって非常に重要な出会いであった。うつ病のような気分の落ち込みの理由を理解するうえで、セロトニンは外せない。是非多くの人に知ってもらい、うつ病から立ち直って欲しい。

セロトニンとは

セロトニンはノルアドレナリンやドーパミンの暴走を抑え、心のバランスを整える作用のある伝達物質である。 セロトニンが不足すると、様々な症状が現れる。

【以下主な症状】

  • 疲れ-疲れやすい、ぼーっとする、やる気が起きない、集中力がない
  • 怒り-怒りっぽくなる、イライラする、キレっぽい
  • 気分-落ち込みやすい、すぐくよくよする
  • 食欲-食べ過ぎる/食欲がない(過食/拒食)
  • 感情-感情的になりやすい
  • 睡眠-寝付きが悪い/眠れない(不眠)、睡眠ホルモン「メラトニン」の減少
  • 体調-偏頭痛がでる、欲求不満、日中眠い
  • 姿勢-姿勢が悪くなる
  • 状態-緊張しやすい、ストレスが溜まりやすい
  • 依存-様々な依存症(買い物、ギャンブル、アルコールなど)になりやすい
  • 病気-うつ病、統合失調症、パニック障害、その他、様々な身体・精神的な症状

※うつ病の人は当てはまる項目が多いと思う。原因のすべてとは言えないが、セロトニンが不足している事が原因の一つであることが分かれば、対策も取りやすい。

セロトニン不足になる生活

セロトニンが不足すると、身体・精神の両面に様々な影響を及ぼす。
逆に、セロトニンが満ち足りていれば、心のバランスを整え、心の安らぎを与えてくる。
強いストレスを受けたり、うつっぽく感じるなどしたときはセロトニンが不足しているかも知れない。セロトニンを知らなかったので、自分が不眠になった原因や怒りっぽくなった原因が分からずにいた。

セロトニンが減る理由として、過度なコンピュータ操作、テレビやゲーム漬けの毎日、運動不足、昼夜逆転の生活リズムなどの不規則な生活が上げられる。セロトニン神経は、規則正しい生活リズムや軽い運動や日光浴などで、自然と活性化されるはずのものであるが、現代人の生活を考えると減る事しかしていない。考えてみれば、自分はまさに減る生活を送っていた。

セロトニン神経の活動には、日光が大きく影響すると言われている。よって、最近の子供たちのように屋内型の遊びが多くなり、連日にわたり長時間ゲームをやり続けるという習慣等は、セロトニン神経が弱体化しやすくなる。私も毎日の残業や飲み会などで体を休めることをしていなかったし、日光を浴びたり、運動したりすることを全く意識していなかった。

現代人は、知らず知らずのうちに慢性的なセロトニン不足に陥り、気が滅入ってうつっぽくなってしまったり、ココロのバランスが崩れてキレやすくなってしまったりするのである。もっと早く分かっていれば。。。

不足したセロトニンを増やすにはどうすればよいか
セロトニンを増やすための方法は、『規則的な生活』『太陽光』『リズム運動』『適切な食事』などがある。

自分は、上記4つを意識するようになってから、かなり調子が良くなった。あと、たばこを止めたのも良かったと思っている。夜は12時前に寝るようにしているし、朝起きたら窓を思いっきり開けて、日光を浴びている。太陽が本当に大事だと思ったのは、雨が降ると気分が乗らないと気付いた時である。週末はジョギングをするようになった。そのおかげで体重も減った。良いことだらけである。

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