第2章(11)うつ病に効く漢方ー羅布麻茶

(11)うつ病に効く漢方ー羅布麻茶

羅布麻(ラフマ)茶がうつ病に効果的-セロトニンを増やす作用がある

うつ病を治すのに、セロトニンが大事である事が分かり、ジョギングや太陽を意識して生活するようになったのと同時に、普段の生活の中でもセロトニンを増やすことが出来ないかいろいろなものを試してみた。その中で効果があったのが、羅布麻(ラフマ)茶である。

羅布麻(ラフマ)葉エキスの効能・効果

ラフマ葉エキスは脳内のセロトニンをより多く産生し、セロトニン神経の透過性を良くするのである。セロトニンは、前の章でも書いたように、興奮や緊張物質であるノルアドレナリンやドーパミンの過剰分泌を抑え、心のバランスを整える作用のある神経伝達物質であり、精神を安定させる作用がある。
ラフマ葉エキスは、他のハーブサプリと異なり、他の薬と併用しても相互作用が無いので、継続的にストレス対策として活用出来るメリットがある。特に女性のセロトニン総量は、男性と比較すると約52%しかなく、セロトニンを意識することは、現代のストレス社会の中で必要不可欠だと思う。

羅布麻(ラフマ)茶には体に良い効果がたくさんある

羅布麻茶に含まれる成分の代表的なものとして、フラボノイドがある。これは、緑茶やワイン等にも含まれていて、抗酸化作用がある事で有名だ。フラボノイドにはさらに免疫力を強める作用があり、風邪の予防や、風邪の症状の緩和、さらには、ぜんそくやアトピー等にも効果があるとされている。

その他に、多様なミネラル、必須アミノ酸も含まれており、鎮静作用もあるので、不眠の解消や、さらには自律神経失調症等にも効果があるとされている。また、利尿作用もあるので、むくみの解消や、新陳代謝の向上が期待でき、ダイエットにもつながるといういい事だらけのお茶である。ノンカフェインだという事も、安心して飲める要因だと思う。

中には下痢や胃痛等の副作用も報告されているようだが、よほど胃腸が弱くなければ問題無いと思う。自分は全く問題が無かった。

このお茶は本場中国では薬としても使用されており、日本ではヤンロン茶フラボノイドとして保健機能食品にも指定されている。最初に飲んだのは、「山本漢方製薬」の「羅布麻茶」である。まずは高くないのを購入して、自分にあっているか確かめるのが良いと思う。

羅布麻茶は、飲み続けることによって効果を発揮するので、いつも飲んでいるお茶を羅布麻茶に変えて、風邪予防やアレルギー、さらには将来の健康にも備えると良いと思う。



試してみた効果があった場合は、他の人にも勧めて欲しい。

第2章(1)認知行動療法との出会いー認知行動療法とは
第2章(2)認知行動療法とはー10パターン①と②
第2章(3)認知行動療法とはー10パターン③と④
第2章(4)認知行動療法とはー10パターン⑤と⑥
第2章(5)認知行動療法とはー10パターン⑦と⑧
第2章(6)認知行動療法とはー10パターン⑨と⑩
第2章(7)認知行動療法のまとめ&利用方法
第2章(8)セロトニンとの出会い
第2章(9)セロトニン不足からの脱出
第2章(10)ジョギングでうつ病を克服した-リズム運動
第2章(11)うつ病に効く漢方ー羅布麻茶
第2章(12)セロトニンを食事で増やす
第2章(13)睡眠はうつ病を治すために大事
第2章(14)良い睡眠を取る方法-筋弛緩法
第2章(15)良い睡眠を取る方法-食べ物編
第2章(16)禁煙うつ①-うつ病と禁煙うつ
第2章(17)禁煙うつ②-禁煙すれば、うつ病は良くなる
第2章(18)うつの症状と対応する漢方薬

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